野木町
交通事故・整体に強い

ライブリー整骨院

栃木県下都賀郡野木町丸林670ー11野木ビバリーヒルズA
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       シンスプリント

走ったり・跳んだりする事が多いスポーツや、学生・運動初心者になりやすい症状です。

下腿の内側に運動時や運動後に慢性的な痛み(鈍痛)が出現します。

幅広い解釈による症状のため、一括りでシンスプリントと言われますが、過労性骨膜炎、過労性脛部痛、脛骨内側症候群などの症状も含めている状態です。

つまり解釈によっては疲労骨折、骨膜炎、コンパートメント症候群など、症状が異なっても「シンスプリント」の一言でまとめられています。

そのためにどの症状なのかを見分けることが重要になり、治療方針も少し異なってきます。

疲労骨折やコンパートメント症候群なら病院の受診を勧めます。

骨膜・筋腱の炎症に起因する障害の原因

多くの方をみてきて思うのは、原因・要因は一つではなく、他の要因も重なって症状がでていると考えられます。

1、運動の原因(過度の運動量、運動時間、運動内容)

2、運動の環境(日数、硬い路面、薄く硬いシューズ)

3、運動の姿勢(フォームまたは変更したため、シンスプリント下肢の形態異常によるO脚、回内足、扁平足など)

4、関節の硬さ・柔軟性不足(下腿三頭筋の柔軟性低下、股・膝・足関節の柔軟性低下、足関節可動制限など)

(例)上記の1+2、1+2+3、2+4の要因によって発症したりします。

それ以外にも、筋力不足や以前の怪我をかばってのためなどありますが、そちらの場合は今回は除いています。

※ただし1~4のうち、ほとんどのシンスプリントの主な原因は「1」から発生しています。2~4は「1」の負荷をさらに強くする要因か、悪すぎるために発生してしまっています。

どれくらい痛い・期間は?

<痛みのステージ・段階>

1(軽度)→4(重度)になるので、参考にしてください。

ステージ1、痛みはあるがウォームアップすることにより消失する

ステージ2、ウォームアップにより痛みが消失するが、運動の終わり近くで痛む

ステージ3、日常生活に支障はないが運動している時、常に痛む

ステージ4、局所の痛みは常に存在して日常活動にも支障がある 

 

<痛みの期間・長さ>

1(治療期間が短くなりやすい)~4(治療期間が長くなりやすく・疲労骨折の可能性大)

期間の長さ1、二週間以内

期間の長さ2、一か月以内

期間の長さ3、一か月以上

期間の長さ4、一年以上

期間が長いほど下腿の骨膜・骨に対して、反復して負荷をかけてしまっているため、傷口である骨膜・骨を変形・深くしてしまっている可能性が高くなります。

どうすればいいの?

どうすれば治るのか?という疑問に対しての答えですが、対象年齢(中学生・高校生・大学生・社会人)によって変わってきます。

中学生→高校生になると約2,9倍の練習量・質になって、さらに大学生・社会人になると増えていきます。

野木町では主に中学生が多いので、今回は中学生を対象にさせていただきます。

<痛みのステージ・段階> 1~2

<痛みの 期間・長さ> 1~2

だいたいの中学生の場合はこちらになります。

そのため運動を休む期間は1~3週間位が目安になります。(※何度も痛みを再発させている場合は、より長い期間を考えましょう)

ただし・・・原因が治った訳ではないので、再発の可能性があります。

上の「骨膜・筋腱の炎症に起因する障害の原因」で、いろいろな原因によってシンスプリントが発生したと書きました。

そのため原因に対しての対策をせずに、運動を再開すると、当たり前ですが再発の可能性があります。

そのため当院では1・運動の原因、2・運動の環境、3・運動の姿勢、4・関節の硬さ・柔軟性不足に対して、特に4・3に重点を置いており、その後症状の緩和がみられたら2・1へと対策していくことを勧めています。