野木町
交通事故・整体に強い

ライブリー整骨院

栃木県下都賀郡野木町丸林670ー11野木ビバリーヒルズA
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鵞足炎・がそくえん(鵞足滑液包炎)

炎症が強いほど痛みの範囲も広い

スポーツ時や日常生活に膝の変形、O脚、二―イン・トゥーアウト(膝が内側・足が外側)で膝へ捻じれの負担をかけている方が多く発症します。

これは膝が屈曲・伸展を繰り返す事で滑液包・腱(筋肉の端は腱になって骨に繋がる)に負担をかけて、炎症が起きて痛くなるためです。

※鵞足とは、三つの足の筋肉が脛骨に繋がる部分で、水鳥の足の様に扇形に広がって繋がっている為に呼ばれています。鵞足=縫工筋・薄筋・半膜様筋の腱を指します。

炎症時の対応

痛めた本人であれば1~4を参考にしてください。

1、安静・運動不可(痛いので無理をしない)

2、冷やす

3、サポーター等で負荷・動きの制限

4、できれば正座、階段の昇り・降り、足を組まないなどの日常生活での膝の負担の軽減(長時間することで痛みが強くなる可能性大)

※2の冷やす(アイシング)については、熱感が強い場合は15分ぐらいを目安に冷やす→間を空けて・30分~1時間以上→冷やすを繰り返してください。

20分以上のアイシングは、悪影響になるためにタイマー等を活用すると良いと思います。

治るのにどれくらいかかるの?

治るまでに個人差があるのでハッキリ言えませんが、下の①〜④を参考にしてみてください。

左→右に当てはまるほど、期間が長くなる要因となります。

①症状の強さ

軽症(熱感あり・ほとんど分かんない腫れ感)→中症(熱あり・軽~中度の腫れ)→重症(熱あり・大きな腫れ)

②何度も繰り返しているか

初めて→繰り返して痛めている

③年齢

若年→中年→高年齢

④環境

生活・仕事での移動・負担をかける要因が少ない→多い

<症状例>最近ランニングをしていて痛めた私を例にさせてもらいます。

軽症・初めて・41歳・仕事で多少は動く。(治療期間・一か月)

最初の9日間は安静・アイシングで過ごす。

次の10日間はストレッチ・筋トレ・プールなどで軽い負荷運動、距離を徐々に伸ばす。

残りの日数で、散歩からジョギング・徐々に時間・距離を伸ばしていく。

一か月では、負傷前に戻れませんでしたが、日常生活では問題ないレベルに回復しました。

痛みを軽くする体操・ストレッチ

股関節の体操

あお向けになりながら足を内・外へ動かす運動です。特に大きく内側に動かす事を意識してやってください。

肩幅ぐらいに足を広げてください。

両手を股関節辺りに置いて動きを感じるとより効果的です。

①外へ動かしましょう。

②内に動かしましょう。そのまま①②を30秒から1分ほど繰り返してください

足の裏側のストレッチ

太もも裏・膝裏・ふくらはぎの筋肉を伸ばします。片足を伸ばして、もう一方の足を曲げた状態で行ってください。無理のない範囲でやりましょう。

膝の裏に片足を入れてますが、余裕があれば入れずに行ってください。3秒から10秒キープを3セットしましょう。

もう片方の足を伸ばします。同じように3セットやってください。

治りが遅い・再発した時は

治りが遅い・再発した時は、「どうして痛めたのか」を考えましょう。

怪我には原因があって発生します。対策をしないと同じように痛めて、また辛い思いをします。

自分の怪我と向き合う事は必要です。冷静になって考えてみましょう。

当院の治療方針

膝を捻じる・曲げる動き(鵞足部分に負担をかける動き)に対して、膝だけを診ても動きを改善・直す事は難しいです。

負傷になりやすい二―イン・トゥーアウト・O脚・膝の変形に対しての施術も必要になり、それには腰の位置、股関節、足の関節の歪みの考えた施術も考えてあげるべきです。(興味がある方は整体・姿勢矯正をみてください)

正しい動きを覚えて膝の負担を軽くしましょう。

鵞足炎・がそくえん